山本詩織さんのファンドレイジングで集まったお金で購入した3600個のカイロ(報告動画はこちら)。一箱の重さが12キロのケースが12個あり、これをどうやってウクライナに運ぶかは大きな問題でした。
その後、ナターリヤさんが奔走し、急遽ウクライナに送ることができるようになった!という連絡を受けたのが一昨日、とても嬉しいメールでした。
そこで、一旦PEACE HOUSEで保管していたカイロをU-CRANEのボランティアの中学生とそのお母さんと一緒に、日本ウクライナ文化協会へさっそく届けにいきました。
30キロまで荷物を入れられるという段ボールを5個用意。カイロを分けて入れていきます。少しでも軽くなるように、段ボールから取り出し、小分けの袋のみを詰めていきます。

カイロの他に、軽量ダウンのジャケットと厚手の靴下も同梱します。

30キロを超えないように...でもギリギリまで詰めて、少しでも多くの物資を届けられるように...細かな調整を続けて荷造りをしました。

日本はこれから春になり暖かくなってきますが、ウクライナはまだまだ氷点下の冬が続きます。多くの都市で電気が通っておらず、暖房もなく極度の寒さとロシアからの攻撃の恐怖の中で日々を過ごしているウクライナの人たち。まもなく私たちの支援が届き、少しでも温もりを感じてもらえますように...

明日でロシアによるウクライナ侵攻が始まって一年。状況はいまだ深刻を極めており、ウクライナの人たちも日本に逃れてきた避難民にも心休まる日はありません。
私たちU-CRANEは、たとえ小さなことでも常に行動を起こし、少しでもウクライナの人たちの力になれるように活動を続けていきます。一日も早く平和が訪れることを願って。
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