遂に実現したU-CRANEピースキャンプ。
10歳から〜14歳のウクライナの子供たち7人と日本ウクライナ文化協会の2人と一緒に広島に向かいました。
ポートクラウドから見る平和記念公園。夏に来た時とは違う色鮮やかな紅葉で私たちを迎えてくれました。
ピースバディによるピースパークツアー。私たちと変わらない日常がそこにあったこと、そしてそれが一発の原爆ですべて失われたことを学びます。
引き取り手のない遺骨がいまでも8万柱以上眠っていること、いまの平和公園は瓦礫の上に盛り土をして作られたもの、そんなストーリーを聞きながら、何を考えたでしょうか。
平和記念資料館の訪問がどのようなインパクトを子供たちに与えるだろうか...という不安は企画段階からありました。それでも、子供たちは一つ一つの展示を丁寧にみながらたくさん質問をします。「本当にこんなに何もなくなったの?」「どうして77年も前の遺品がこんなに綺麗に残っているの?」「放射能に汚染された瓦礫はどこにやったの?」
ピースパークツアーのあとは、平和公園が綺麗に一望できるおりづるタワーに登り、感想をみんなで共有しました。
「過ちを繰り返さないためには大統領が変わらないと!」
「勉強して、いい仕事をしてお金を稼いで、武器を買う」
「家族を亡くした人を助ける仕事をしたい」
戦争というものがリアルに生活の中にある彼女たちは日本の子供たちとは違った観点で広島の歴史と今を捉えていました。
そして夜は広島駅のOKOSTAでお好み焼き体験!
生地を焼くところから、たくさんの工程があって、みんな真剣そのもの
上手にひっくり返せたときには「わーっ!」と歓声が上がります
ホテルに戻って1日の振り返りピースノートに今日経験したこと、そこで感じたことを書き残し、それをみんなで共有しました。
戦争と平和について多くのことを学び、感じ、心に残る1日となりました。
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